森が教えてくれる新しい私。

はじめよう!森を守り育てるボランティア

ボランティアとは、自分のできることを、可能な範囲で、自ら進んで取り組んでいる人のことを言います。
語源は、ラテン語で自由意志を意味する「voluntus(ボランタス)」から来ていると言われています。

森を守り育てるボランティア1
森を守り育てるボランティア2
森や木に親しむ活動1
森や木に親しむ活動2

 森林のもつ土砂災害の防止、水源のかん養、生物多様性の保全といった公益的機能によって、私たちの暮らしは守られています。しかし、近年、山村の過疎化や担い手の高齢化、木材価格の低迷などにより、手入れの遅れた森林が増えています。森林の公益的機能を維持するために、山に行き手を入れる人が、いま求められています。

 森を守り育てるため、自ら森林整備に取り組んでいるのが森林ボランティアです。地域の森に入り、間伐や竹林の伐採などの活動を行っています。

 子どもたちに、森や木に親しむことで、森林の大切さを知ってもらう活動を行っている森林ボランティアもいます。例えば、自然体験、木工クラフト、山のしごと体験などは、森への理解や、木の活かし方といった、森を守り育てる心を育んでいます。

 森林ボランティアの活動は、森のもつ公益的機能を促進し、私たちが安心して暮らせる社会づくりにつながっています。

 身近なところから、できることから、森林を守り育てるボランティア活動をはじめてみませんか。

初めての森林活動Q&A

Q1
活動する時、どのような格好をすればよいですか?
A1
道具を使ったり、物を運んだり、斜面を上り下りしますので、体を動かしやすい格好が望ましいです。
ポイントをいくつか紹介します。
活動する時の格好

・長袖、長ズボン

 虫、トゲ、ウルシなどから肌を守る。黒地の服は、蜂を刺激するので着ないこと。

・長靴、地下足袋など

 不安定で石がごろごろしているところを歩くので、捻挫を防ぐため、足首を左右方向に固定できるものをはく。

 スパイク付きのものが滑りにくい。

・手袋

 木をつかんだり、転んだりしたときに手を切らないようにする。刃物を持つ時は、滑りにくいものをはめる。

・ヘルメット

 倒木、落石、枝などから頭を守る。作業用のものをかぶる。

・タオル(手ぬぐい)

 汗ふき用。すぐに使えるように。

・リュックサック

 手になるべく物を持たないように、荷物はできるだけリュックサックに入れる。

Q2
どんな道具を使いますか?
A2
木を切る道具や、安全に作業をするための道具などを使います。代表的なものを紹介します。
鉈
鉈(ナタ)

つるを断ち切ったり、木の枝を切り落とす時に使います。

鋸(ノコギリ)
鋸(ノコギリ)

木を切ったり、木の枝を切り落とす時などに使います。特に鉈では切りにくい太い枝や幹は鋸で切ります。

鎌

主に草刈りで活躍します。
柄が長い下刈り鎌は、立ったまま草を刈ることができます。

呼子
呼子

木を切り倒す時などに吹いて周りの人に注意するようにします。
安全に作業をするための大切な道具です。

チェーンソー
チェーンソー

エンジンのパワーで、大きな木でも楽に切れます。
安全に使うため、安全衛生教育を受講しましょう。

フェリングレバー(木廻し)
フェリングレバー(木廻し)

かかり木の処理の必需品で、木を動かしたり回したりするのに使います。かかり木とは密度の高い林内での伐木の際などに木が伐倒せず、隣の木などに引っかかって完全に倒れないことをいいます。かかり木の放置は危険ですのでやめましょう。

ロープ
ロープ

物に結わえたり縛ったりするだけでなく、剪定作業時のけん引や、高木の落下防止など様々な用途で使います。太さや素材など種類があるので、用途や強度に合ったものを選びましょう。

作業道具の比較写真を見る
Q3
作業をするうえで大事なことはどんなことですか?
A3
森林ボランティア活動では集団での作業が基本です。自分自身が怪我をしないだけでなく、
周りにも危険を及ばさないために、お互いの安全を確認しあい、ルールを守りましょう。
作業の安全確認
  • ・作業責任者の説明や合図をよく聴く。
  • ・ケガ予防のため作業前に準備体操をする。
  • ・ナタや鋸などを持ち歩くときは、必ずカバーをつける。
  • ・チェーンソーなどの動力機械は、エンジンを切ってから運搬する。
  • ・作業するときは、ほかの人と十分離れる。
  • ・木を伐り倒すときは、周りの人の安全を確認し、必ず合図をする。
  • ・周囲に人がいるかもしれないので、丸太や刃物等をむやみに振り回さない。
  • ・足場を確認して、安定した姿勢で作業する。
  • ・伐木の落下や落石などによる災害を防ぐため、斜面の上下に重なって作業しない。
  • ・無理のない作業計画を立て、休憩時間をしっかり取る。
  • ・発汗による熱中症防止のために、水分をこまめに取る。
Q4
なぜ「間伐」をするのですか?
A4
葉にたくさんの光を当て、幹の太いしっかりとした木を育てるためです。
 木が大きくなるにつれて枝が広がってくると、込み合った林の中では木の枝同士が重なりあい葉に十分な光が当たらなくなり、あまり成長しなくなります。木を間引くことで空間が生まれ、林内に光が入ることで木の成長は進みます。また、地面まで光が届くので下草が生えることで土壌を守り、土砂の流出を防ぎます。間伐は木の成長を促進し、森林を健全に保つために必要なことなのです。
間伐前の森林
間伐前
間伐直後の森林
間伐直後
間伐後の森林
2年後
Q5
作業は一人で行うのでしょうか?
A5
いいえ、グループで行います。
 森林ボランティア活動では、草刈りや木の伐倒、枝払いなどの作業をグループで行います。危険を伴うので、お互いの安全の確保のため、自分の位置や周りの動きを確認しながら協力して行います。経験がない人に基本から教えてくれる団体もありますので、参加する際には初心者であることを伝えましょう。
Q6
どうすれば、活動に参加できますか?
A6
こうち山の日ボランティアネットワーク」にご相談ください。活動の情報についてご案内します。
 「こうち山の日ボランティアネットワーク」は、県民参加の森づくりを推進するために、森林ボランティアに関する情報を発信しています。電話(088-822-5331)での相談窓口、あるいは当サイトをご利用ください。
 活動・イベントに関するチラシ、ホームページ等で告知、発信をしている森林ボランティア団体もありますので、気になる情報を見つけたら、相談してみましょう。
森林ボランティア団体のページヘ
こうち山の日ボランティアネットワークについて