【実施団体】こうち木育ねっと。
【実施事項】
①もくもくエコランドでの木の時計づくり・サシェづくり(高知市)
②松ぼっくりでクリスマスツリーづくり(室戸市)
③木育講座・門松づくり(室戸市)
①もくもくエコランドでの木の時計づくり・サシェづくり
【実施日】令和3年10月30日(土)、31日(日)
【実施場所】高知市中央公園
【参加者】 幼児、保護者等 184名
【講 師】 こうち木育ねっと。(辻ゆか、佐藤新子、上田りゆ)
【実施内容】木育ワークショップ(木の時計づくり、サシェづくり)、木育啓発(木育活動パネル展示、木育印刷物配布)
木に対する親しみや関心を持ってもらうことを目的とし、木育ワークショップなどを行いました。木育ワークショップでは高知県産材や木の実を使用した時計づくりを行い、木にふれあうことで、木への関心を高めてもらうことができました。
また、ヒノキの鉋屑を用いたサシェづくりでは、ヒノキを細かく割く作業を通して、素材の香りや色の違いを実感してもらうことができました。時計づくりの参加者からは、「楽しかった」「もっといろんな木で作りたい」「可愛い」「お洒落」「どこに飾ろうか」などの感想や、サシェづくりの参加者からも、「簡単で可愛い」「木の香りがする」「玄関に飾りたい」「誰かにプレゼントしたい」といった感想が寄せられ、参加者に楽しんでもらいながら実施することができました。
また、主に子育て世代や企業を対象に、展示パネルや書籍等を使って木育活動の説明を行い、普及啓発活動も実施しました。
②松ぼっくりでクリスマスツリーづくり
【実施日】令和3年12月14日(火)
【実施場所】室戸市羽根公民館・室戸岬公民館
【対象者・参加者】シルバー世代 29名
【講 師】 こうち木育ねっと。(辻ゆか、上田りゆ)
【実施内容】木育ワークショップ(クリスマスツリーづくり)、木育啓発(木育活動印刷物配布、説明)
「暮らしの中に木を取り入れる」ことをテーマとし、松ぼっくりを使ったクリスマスツリーを作成しました。高知県産の何種類かの木を準備し、木の説明を行った後、参加者には好きな木を選んでもらいました。着色した木の実等を自由に装飾することで、楽しみながら創作活動を行ってもらうことができました。また、木育の大切さをお伝えすることで、お孫さんたちへの普及活動も促進しました。
【参加者の感想】
参加者からは「細かい作業で難しいかと思ったけれど意外と簡単で可愛くできて良かった」や「木の実を、こんなふうに利用できると思わなかった。孫が帰ってきたら一緒に作ってみたいと思う」といった感想がありました。
③木育講座・門松づくり
【実施日】令和3年12月27日(月)
【実施場所】室戸市佐喜浜生活改善センター
【対象者・参加者】放課後こどもクラブ指導員等 7名(木育講座)、佐喜浜小学校児童等 37名(門松づくり)
《木育講座》
【講 師】 こうち木育ねっと。(辻ゆか、上田りゆ)
【実施内容】木育指導員養成講座(座学)、木育ワークショップ(門松づくりの実習)
門松づくりのワークショップの実施に当たり、室戸市教育委員会や放課後こどもクラブの指導員の方に、木育とは何かや、佐喜浜の木の文化などについて説明を行いました。佐喜浜という身近な木の文化を伝えることで、木に対する親しみや関心を持ってもらうこことができました。また、実習となる「門松」の歴史・文化に関する講座も行い、この講座で学んだことをもとに、児童に対しての実習を行いました。
《門松づくり》
【講 師】 こうち木育ねっと。(辻ゆか、上田りゆ)
【実施内容】木育ワークショップ(門松づくり)
「木の文化を伝える」ことをテーマとし、門松の歴史や門松の構成素材である松、竹、千両等の意味を教えながら、日本の木の文化を知り、伝える実習として門松作りを行いました。竹を切って器を作ったりと、当日までの準備が大変でしたが、子どもたちは松の位置や千両の位置をどこがいいかな、こっちがいいかなと考えながらも、生き生きとした表情で作業を行っていて、門松づくりをした子どもたちや、講座を受けワークショップを行った方たちからは、次のような感想をいただくことができました。
【木育指導員養成講座の感想】
「佐喜浜の木の文化についてもお話しが聞けてとても興味深かったです。身近なところから木育は始められるんだなと思いました」
「毎年、門松と言えば、竹がメインと思っていたけれど、実は松がメインであるとは知らなかった」
「自分たちの住んでいる町の身近な木の文化をもっと知りたいと思いました」
【門松作りの感想】
「最初は上手く作れるかなと思ったけど、先生たちに教えてもらいながら上手に作れてよかったです」
「寅の飾りがとても可愛かったです」